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2003年度(平成15年度) | 資料集 | 大分県産業科学技術センター

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(1)

樹脂成型技術を活用したオリジナルプレートの開発研究

吉岡誠司

情報産業邦

D

evel opnl ent O

f O

r 主g主nal Pl at ew

hi c hut i l i z edRes i nM

ol di ngTec hnoI ogy

Sei j i YOS上i l OKA

打直)r n−at i on r I I cchnol ()gyl 〕i vi s i on

要旨

木材二究は,中小製造業において,その重要性が増Lているデザインを経営資源成・つとして位帯づけても らうため本県が実施Lている「デザイン経営資源化事業j の小で,製造業の対象企業とともに開発テーマに 基づいて商んⅠ一問発を行った∴∵か業及び県内デザイナー,当センタ」1坦空者により商品間発研究会を組織し, 第 ▲ 経で活躍するデザイナーのもとで企酢段隅から敗㍑計軌 試作製作等一連の開発Ⅰ二程を検証Lた。対象 企業の(株1マロックス社ほ人Ⅰ_人理石でキッチンカウンタ」一等を′ t 二産するプラスチックメーか一で比布技 術を広川t ノて商品間発を行い新たな敗路を開拓する事とした.

1。はじめに

(株)マロックス社且 プラスナックの成型をおこな う製造業で,樹脂の注型ガJ ・いこよりダイネットカウン

ターーやキッチンカウンターを製造Lている.

当初は,廿央の企業の協力Ⅰ二場として生産Lていたが, 近年の構造不況により,人規模な発注が減少する申で,

鉦杜商品の開発を行う必要がでてきた.これまでにF二」什

商【訂−を定番化Lたものが少なく,今後,自社商品を定期 的に開発するには社内に企画牒ほ浦「一っの組織化や新たな 製造ラインを二1二場の[7一に構築する事が望まれる。

2。方 法

本研究で且 企業との共同研究という形式で課題であ

るオリジナル苗ぶの開党を基本的なフ1丁セスを検証しな

がら段「楷的にすすめていく事とLた。また,デザイ ンと

企業戦略,商品間発等の関係について基本的な事項の認 識を併せて深め,外部とのプロジェクトによる開発は,

各」程において参考となる.

なお,このような方法をとることで,当部にと/」ては

実践的な事劇作成研究として取り利い㍉ ノか業にと/)ては

具体的な新商品開発の検証とデザインを紆′ 首資源として 取り入れる車を=的とLた。

実践をとおして闘発「二程の者巧=十を検剥∵牽勘哩する【拝

で,県1勺の中小製造業あるいは「甘絆と同じような産業分

野,糾織やほ術ノ」,/L産・販売形態を持/=し企業に対し

てその方▲ 法i 論を普及するヰニができる.

新商品開発豆いうテー∵マの廿で ,各位瑚那己J 二杜が考

えられるが∴本事業のアドバイザ」−に成什い′ ノニニだいた

ニ株\7クルーの馬場了上しし有)トライアルプロモーーショ

ンの河合有礼氏の捉l 占=ける「柏ふ\関与さのノノ法論(3×4向

品開発プログラム) を参考として,☆業の業態や技術,

軋’ −【’ 一閃洛研究会の体制に合わせて研究開発を次のように

進めていくこととした.(I J i g.1)

1.開発テーマの設定(塊状把j ゴぅ;と開発ト1的二

2.関連情報の収集。調査・整理他什,戸川二製品)

3.企画‖甘発(梨ぷ−のコンセプトメイキング)

4.アイディアC7二川1し方と整理」レーダ・1チャート)

5.ラフデザイン(イメージスケッチ,CG)

ション し1モ画吾,r i J じ作製作1 6.プレゼンテー

7.絆ノ訃侃略(申無闇匠圧㌧ト ン)

ニれらの開発を担二1するために企業の代表者及び外部

スタッフ,大分県デザイン協会の会員よりインテリアデ

ザイナ」−,グラフィックデザイナー,クラフトデザイ

ナ∵,キ酢研 そして各L二程で助㌻言を行うアドバイザし一 によ中隊成ク 設置Lた。(Fi g.2)

⑳中長期戦略 企

⑳会社概要の聖王璧

戟⑳企業の経郭買即〕捌妄

略⑳項地捌笠・工場視察

⑳社会環浅分所・社内環漬分所

商品戦略

⑳K」′云 思し、出,一念 ≡じ録」

◎試作椎貢 ⑳試作製作 ⑳商品間発1

⑳月箕存子去桁を活用し7こ商品のアイティア碩討

⑳テ∨マ「オリシナル丁フル・タイル」 ⑳商品開発2

⑳アトハイサによる柑伯・劫こ ⑳へンチ1−事業申請

F泡.1 日発仰究のプ1てセス

(2)

3.2情幸馴文集Q分析

企業における「情報い笹薮要件を認識する乳且 企業

経′ 洋キ痛鋸−【−瀾傑\飯宣促進など各力▲ 函においてま;▲ われ続

けている.しかLながら,中小製造業では,情和が事業 の優先頃日になっていない場合が多く,山神独白の情報

収集仁一)方法,分析,繁理を行っているところは少ない.

今回の当初テ」ノて案は,「樹脂でサンドイッナLた印刷

物」であり,プラスチックに関する銘木情報の把捉のた

め以下のぜ洞についで】、離別文集を行った.

1.プラスチッ クの成形方法及び用途

2.プラスチック伊)物理的性質,欠鳥 利点の把捉

3.ラミネ」ト加T及び虹写技補商品の動向

4.予想される浦川場所の調査

日祉商,【‖−i の分析ほ,できるだけ客観的な見方が必要で

あるため,これまでに企業が試作したものについて研究

会のメンバー及びアドバイザー“ −の評仙を行った。計価項

[i とLて機取 外観,販路等圭ついて意見交換を行い,

/ト後の山仕阻発の参考とする事とLた。

競合両l ■ −【−−の分析としてラミネート加」二や「転二引支術が考■

えられるため,その差異を黎埋し,それぞれの技彿≠な

優位性にi 美=ノて整理した.また,インターネットの検東

によりそれぞれのサ」一ビスl 句容ヤアブターフォロ、,価

格帯,ユ」−サーニーズを確認する事ができた.

3。3アイディア展開

アイディアの発想法は,開発プロセスの項目に適した

方法を川いる事が望ましい。企業i 枕崎では,NCM手法 ヤプレイントーミング手法,流通開発では,CS発想法

や属性列挙法,グループでのアイディアだLに適Lてい

る基本的なアイディア発想法のひとつとLてKJ 法があ

げられる.

ノゝ「首† 71 ユキi .Fさ,ニガ」、ニテし1∵7∵71† 羞、ア、壬ワ音戸ラ誉ノバ:モ;づ/1}rl l プ\イ㌧メナ J L=」† けI 」入∴「」\ ′ /ノ しイノ‘ ⊂レ′ T二/メ_リノし/㌧工二 」 ′ 」し \ ∨ ′ ゝノ/←一レノ

連キーリーードをす由出し,それぞれを文章化し

KJ 法で関

た.また,新規にでたアイディアにi 基J Lて紅∴連鎖的発

想の付から/巨まれたものであり,かなり具体性が高く,

必然的にアイディアのストックが可能になる.(宣∵i g。4、

Fi ぎ.2 痛言古間発研究会

3 結 果

3.1企業戦略

企業の経営戦略と商品開発とは密接な関係があり,牛

産・設備,人事,′ 首業等の運営において中」妄聞的な戦

略が曖昧であると各開発1二程が遅滞するばかりか生産し

ても商品を定番化させることができなくなってくる.特

に/卜産・設備部門では,将来の外注の負拍割合あるいは

新規設術♂)導人計軋 常某力▲針等が確定していないと新

商品の仕様やロット I 」場のライン,人員配置等が確立 せず,場合によっては採算のあわないものになる。

このような辛から,企業の枝札 巾場におけ㌃方向性 をマトリクスであらわす事にした.(Fi g.3)

(抹)マ1てックス社の場合は,前述のとおりf L塑技術 によりキッチンカウンター1を製造しているため,販路は

i 二に大手ディベロッパーとなるが,ノ沖車瑚謂発商品の テーーマでは,新規に【紺連市場の開拓が必要になってきた。 技術面では,比存技術を基本とするが,アイテムによっ

ては,やや改良Lた技術が必要にな√〕てくる。 また,社l 勺環境分析として】二Ⅰ仕向占占の斬忠誠やL−1祉の

1ム づ・▲ 「・l・r「 J一 り㌧上皇十・’ ・L・一丁ト‖ 1」」コーし ▼ 7 事「レ7て 、■ ′  ̄ll「往了ノヾ ′ ト い イニ レ月ミ♂ナへノ計り〆入官1ヤ拝混声1′ リL」寸L研ミ9/〇寸十し,聞Hl圧昭/ノ亡甘よリ1j

いゃすくすることができた。

新技硝の導入

関連市場

関連市場新技術 多角化 現市場

現市場新技術 多角化

新市場

新 異分野多角化 韓

「思し、出・記念。記録」

関連技術

関連市場技術 多角化 現市場関連技術 多角化

関連技術新市場 多角化

現市場

の活性化

○ ⑳百八 ○

現事業深耕

現 在 現技術関連市場 多角化 規技術新市場 多角化

現技術の活用

Fi g.3 柁術市場マトリクス ㌻■ 1g.′ 1ト親垂キーワードの拙出と整理

(3)

3.4商品企画

アイディア屁閏でだされたキーワードや商品コンセプ

ト,什樵,/い㌫狛可,販止血進のん法を商ポー企画書とL

てまとめ,研究会の共通認識ヤアドバイザ」−への説明嚢

料に清≠した.

ノトいりの商品間発のコンセプトは∴ノ己1い.【=や記念,記録

に閲すぺ、巨面物を保存する」というシステムを一般ユーー

サーに提供するもので,具体的には,了供や家族の記念

ノウ二阜,旅先の絵やリーフレット取 寄せ古きや古い写美

等を樹脂で住着するという技術で対応する.

社内の亜砧一企画書は,ユーザーの設定を基本とLて販

路計画や生産計画も記入する事が前提となるため,1つ

の商,▲ ,… ’ −であってもアイテムが多数あるとその数分の企画

案が必要になってLまう.そこで今回は,むやみにアイ

テムをJ 【ごりやさず あか粗放体系立てた商,【−描≒を想定し, その代表となるものにl 埼Lて企画書を作成した。

3.5試作及びプレゼンテwション

研究会のメンバーで繭ん−−企画書を確認し,それを具現

化するためにラフスケッチを描き,実現性や採算竹竿い ろいろな方向から討議した.(Fi g.5)

一武作として製作するアイテムを決め,さらにCG等に

より和郎の確認を行い仕様を決めた.(Fi g.6)

試作製作は,実際に使用する素材を川いて樹脂の粘度

ヤエアの有軋 断而の状況等を確認し7 試作が終了した

時点で関係者ヤアドパイザーに最終的な方向性や判断を 仰ぐためにプレゼンテーシ≡j ンを行った。住i g.7)

試作評価で某 被糾勿の剥シHり封ノ拒の膜面状悪に常圧

て意見が多く,アドバイザL−か言)は∴源侶一占をユーザー へ見せて,グルしブインタビューや間取りにより意見を

賂約L,再度,商店帝頑かレ作成するよう指示があった.

ノト≦】Tl の中葉でほ,内部都鳥会を行い,権利化の問題を

確認Lた後に企業向けの報告会を開催する事としている。

4 考察

商品間発の基本的な丁程は確立されているが,それら

をいかに自社オリジナルの力▲法へ二許構築するかがポイン

トになってくる.

/卜1‖l ,介業と実践を過して共同研究開発を行い,開発

二r 二程の重要性を再認識Lたが,特に「商㍊企画」と情

脚† 文集」♂)充実度が商品間党に大きな影響をり一える事が

確認できた.ある程度技術ヤテーーマが先に設おされてい

る場合は,各工程での作業を輪潔にとりまとめ,情祁ヤ アイデイアの整理を行い,企画書段階で総合的に分析す

ることがタ 酢−ー−−とし手け成否や次耳開発につながる事が

検証できた。

今回の開発工程では,企業の指針ヤす二場の管理適ノ如きi

でか研究会内 ̄ご意見交換を行った。その中で,企業札

プラスナック諷】−】J 偲圭遺業とt ノての社会的責任や悍持射ヒ及

び高齢化社会に村尤できる企業としてのスタンスを 一歩

でも踏み∼Ⅰ1す事の重要件を認識した

中小製造業にと/つて什社のみで開発が粧難か駄作且

ノ㌻中一け)プロジ、二Lクトで進めたように企業と外部デザイ

ナー等との提撲ヤ共同開発もひとつク)方策であヰノ,ノト後 もこのような開発研究をとおして収り組む必安がある.

参考文献

1二ヒット商品間党バイブル2()01:し抹)クルー現場J ′

(イJ ▲ 、)トライアルプロモ・ション河合止揃1二町署

/、

_、_∴

Fi ぎ.5 アイディアスケッチ

」 Fi g.6 CGによる確認作業

参照

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